After Effectsのタイムリマップ

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AEのタイムリマップはややわかりにくいので、整理。
 

特定のシーンをスロー再生にしたいとき

たとえば映像の3秒目から4秒目の箇所をスローにしたい場合。

3秒目と4秒目にタイムリマップ・キーフレームを追加。

タイムリマップ01このままでは特に時間に変更はなし。

この4秒目にあるタイムリマップ・キーフレームを5秒目に移動。

タイムリマップ02そうすると、3秒目から4秒目のシーンが0.5秒/秒の速さで進む。

現在の時間インジケーターを4秒のところに移動してみると、実時間とタイムリマップ時間にずれが生じているのがわかる。

タイムリマップ_06タイムリマッププロパティの右側にある時間は、リマップ時間と呼ばれ、取り込んだ映像や音声内の時間を表す。

リマップ時間が実時間より先に進んでいれば早送り、リマップ時間が実時間より遅れていればスロー再生となる。

↑は実時間では4秒経っているけれど、映像はまだ3:12秒のところが流れている(遅れている=スロー再生)ということ。
 

値グラフは以下の感じ。

タイムリマップ_03値グラフはx軸は実時間を表しており、y軸がリマップ時間を表している。

グラフの傾きが急になれば早送りがされていて(少ない実時間のうちに映像はどんどん先に進む)、ゆるやかな傾きだったらスロー再生となる(実時間が進んでも映像自体の時間がなかなか進まない)。

↑のグラフでは、3秒から5秒の間で傾きがゆるやかになっていて、スロー再生になっているのが見てとれる。

実時間6秒のところが、グラフ位置はリマップ時間が5.0秒となっていて、スロー再生したから映像が遅れているということがわかる。


速度グラフは以下の感じ。

タイムリマップ04速度グラフはx軸が実時間、y軸が速度を表している。

線のy軸が1.0秒/秒のところにあると等倍速で、1.0秒より上の数字だと早送り、1秒より下だとスロー再生。

この場合、3秒目から0.5倍速で再生されて、5秒目から少し早送りになるのがわかる。

デュレーションは変わっていないので、4秒目のシーン以降は1.08秒/1秒と早送りにしないとデュレーション内に内容が収まらないから。

タイムリマップ_05

特定のシーンを早送りしたいとき

上記の逆をすればよい。

たとえば3秒目から4秒目の箇所を早送り(2倍速)したい場合は、4秒目のタイムリマップ・キーフレームを3.5秒の位置にスライドさせれば、2倍速になる。

 

特定のシーンを等倍速にしたいとき

例えば1のパターンで、もし4秒目以降を早送りではなく、等倍速にしたい場合は、全体の尺を1秒伸ばす必要がある(スロー再生で1秒分、時間がずれているから)。

コンポジション設定から、デュレーションを1秒のばして、速度グラフから元々の終了時間にあったポイントを、1秒のばした後の終了時間に移動し、y軸(速さ)を1.0秒/秒に移動。

タイムリマップ_07

↓↓↓↓↓

タイムリマップ_08これで実時間5秒目以降は等倍速で再生されるようになった。


こんな感じです。

使えればかなり重宝する機能ですね。

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