[本] あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる!
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あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる!
川島康平 (著)
同文舘出版 (2010/6/23)
もう、SEOでは儲からない時代です。
というのが帯文言に書かれた本。
確かに。
今からECサイトやアフィリエイトサイトをゼロから初めて単純にSEO対策だけでガンガン儲けるなんて、そんな上手くいくんでしょうか。
どこもかしこもSEOの内部対策や出来る範囲での外部対策も施したりしていたら、検索結果の上位表示だけに売上を頼るって危険すぎる。
Google パーソナライズ検索も取り入れられている中で、極度にSEOに頼る販促施策はやめましょうと。
ではどうするか。
その施策がLPOとターゲティング広告(SEM)。
このLPOに特に焦点を当てて具体的なノウハウを書いたのは初めての本とのこと。(もう発刊されてから10ヶ月くらい経ってますが…)
どういう話かというと、
ターゲットをより明確化・細分化して、それぞれカテゴライズされた人たち専用の広告(バナーやランディングページ)を展開し、コンバージョンレートを上げていく施策の話といった感じでしょうか。
例えばこんな例。
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東京で音楽での成功を夢見て上京してきた18歳の若者。
生活拠点のアパートが決まり、家電製品を揃えたい。
ただし、金がない。余計な機能はいらないから、とにかくご飯が炊ければそれだけでよく、限りなくコストを下げて購入したい。
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この若者がネットで炊飯器を買うとすると、ポイントとなるのは以下の点。
●機能は重視しない
●価格重視
●贈り物ではなく、自分用
なので、
広告表現としては、例えば
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ふっくらつやつやのお米が炊ける炊飯器が50%オフの6,900円。しかも送料無料。
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みたいな感じがヒットしそう。
これに釣られて若者が広告をクリックして、ランディングページにやってきて、そこには「今なら即日配送可・残り5台早い者勝ち!」とか書かれていたら、もう購入ボタンクリックしちゃうよね的な。
高性能を求める裕福なユーザーだったら、最新機能を訴求する広告表現にして、ランディングページではその機能を紹介する映像などがあったりしたら、購買意欲も高まりそうですね。
ざっくりとはこんな感じの話。ターゲットを見極めて細分化して広告を仕掛けていきましょうと。
行動ターゲティングという言葉を知らない・サイトの売上に悩んでいる人は一読すべき内容だと思います。
また、アフィリエイトやドロップシッピングにももちろん応用できそうです。
今私はまさにこのLPOxSEM施策を仕事でしていたりします。ただ、それは予算が潤沢な大手クライアントだからこそ出来ているという感じもしています。
中小・零細企業を相手にしている方はどういう風にこの手のプロモーションを提案しているんでしょうか。
サイト作れば売上がアップという営業トークが今でも通用するんでしょうか。そこはやはり押しの営業次第?
ちょっとその辺の現場感が今無くなってきているので、同業者から話聞かなきゃなと思った次第です。
このLPOxSEMの施策はやっていて非常に面白い分野だと思います。
ユーザーの行動がすべて数値で出てきます(そのためのツールを導入していれば)
A/Bテストを行ったりして、より結果のよい方のコピーで勝負したり、ページ内で一番読まれた箇所をブラッシュアップして、一番上に持ってきたり。
デザインのテイストによって、どうコンバージョンレートが変わるの検証できたり。
一喜一憂、検索エンジン依存のSEO対策より、より自分たちの施策結果がダイレクトに跳ね返ってくる感じがします。
Webマーケティングの醍醐味を味わえる業務かもしれませんね。出来るならやったほうがいいと思います。


