[本] ウェブ進化 最終形「HTML5」が世界を変える

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ウェブ進化 最終形

ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える
小林雅一 (著)
朝日新聞出版 (2011/5/13)

 

この本、最初に言っておくとWeb業界にいる人に関わらず、インターネットを使ったビジネスに興味がある人は間違いなく読んだ方がいい本です。
 
結構曖昧な理解だったHTML5ですが、単なるWeb業界だけのキーワードではなくて、日本のあらゆる産業にとって非常に重要なプラットフォームになるという点にとても興奮します。
 
まさにこれからの日本のビジネスの鍵となるのがHTML5であり、ここに多いなるチャンスが眠っていることがよくわかります。
 
自分もそうでしたが、HTML5が単純にHTML4.01からのマークアップ言語としてのバージョンアップしたもので、Flash並みのインタラクティブコンテンツの制作も可能になったレベルの理解では相当恥ずかしい理解だということを知らしめてくれます。
 
appleがなぜクローズドプラットフォームで儲けてきたのに、オープンプラットフォームであるHTML5を支持しているのか。
 
なぜジョブズはFlashをiOS端末から排除しようとしたのか、その真意がよくわかります。
 
Google ChromeのアプリケーションがすべてHTML5で構築されていることも恥ずかしながら初めて知りました。
 
これからの日本のエレクトロニクス産業、マスメディア業界の行く末もHTML5によってどう変わっていくのかも詳細に書かれているので、Webサイトのマークアップ言語でしかなかったはずのHTMLがもはやHTMLとは思えない世界共通言語のような存在感を感じます。
 
すべてのページの内容がエキサイティングな内容で、ページを繰るのが止まらなくなります。
 
Web界隈ではどちらかというとHTML5+CSS3+Javascriptをうまく組み合わせてこんな表現できました的なことに注目が行きがちですが、それは興味がある人達で技術磨いて切磋琢磨やってもらえばいいことです。
 
もっと大事なことはHTML5でアプリケーションを構築することでマイクロソフトやアップルの持つプラットフォームのしきたりに依存したりせずにアプリケーションの開発が可能になること。ワンソースマルチユースでマルチデバイスの時代にあらゆる端末でウェブアプリケーションを閲覧することができること。
 
開発者にとって夢が膨らむ希望に満ちあふれた世界が待っています。
 
今まで見るだけであったWebが使うもの(=アプリケーション化)になっていくこと。すでにGmailなどはそうであるように。
 
ソーシャルメディアの台頭といい、まだまだインターネット業界というのは成長を遂げていくということを再認識させてもらいました。
 
早速Javascriptの復習しなきゃ!今年の目標にHTML5でアプリケーションを最低1つ構築することを目標に追加しました。

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