[本] Webでの情報デザインを学ぶ
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ディレクターになってからというもの、デザインこそしないものの、ページレイアウト(情報デザイン)の知識が思った以上に必要とされてる。
企画立案/スケジュール管理/対外的な調整だけじゃないんですね…。
まあ会社や案件内容によってディレクターがどこまでやるかはまちまちなんだろうけど。
レイアウトを骨組みレベルでまとめたワイヤーフレームをある程度作り込んでおかないと、クライアントも仕上がりイメージできないからデザインでどんでん返しが来たりなんてことに…。
意外とWebに関してはその辺り、1ページレベルでの落とし込み例がまとまった本ってない気がする。情報アーキテクチャとはまた違うし。
仕方なく、グラフィックデザインに関する書籍を参考にしてます。今回はその分野でそれなりによかった本の紹介。
高橋ヤヨイ(著)
ソシム (2005/07)
これはレイアウトの理論を初心者向けに書いてくれた書籍。
情報の目的は
1. 宣伝する
2. 説明する
という2パターンに分けた上で、どう整理していくかをわかりやすくまとめてくれている。
1. 情報を宣伝する要素と説明する要素に分ける
2. 宣伝要素は視覚的に目立たせてアピールしたり、惹き付ける導入をつくる
3. 説明する要素はまず、情報の種類(時間順、重要度、難易度)で整理。リスト化。
4. リスト化した情報に時系列がある場合は、ストーリーを作り、手順説明。同類情報がある場合は、情報をブロック化する。
この4つの方法で情報を整理すればよいと。ざっくりはそんな感じ。
文字組だったりグリッドだったり、黄金比、リズム、くずしといった技法はこれを行った後に考えるということですね。
まあ基本中の基本なんでしょうけど、ここは何度も立ち返り理解しておく必要ありますね。

オブスキュアインク (著)
ワークスコーポレーション (2008/2/5)
これは極端な言い方すれば、「レイアウトのデザインを読む」で教えてくれている理論を実践したらこうなりますという事例集な感じ。Webに関する事例は全くなし。
レイアウトの細部に関するロジックも書かれていたりして、結構いい。
ただ、所々でグラフィックデザインに関する用語がわかっていないと理解できなかったり、良いものと紹介してくれている技法が、なんでいいのか説明が弱い部分もある。
その辺は自分でもやってみて、感覚掴んでいくしかないのかも。
見せ方のパターンとして、この本で紹介されている内容を頭にインプットできていればかなりの知識武装にはなりそうな気がします。
Webデザインに関する本はソフトの使い方や黄金比、文字組などテクニックからいきなり入るものばかり。
ビジュアルに意識が向きすぎて、内容の本質的理解を蔑ろにしてしまうといったこと、Webデザイナーの人ならそんな経験したことあるんじゃないでしょうか(それをして上司にこっぴどく怒られる)
デバイスが多様化する中で、ユーザーの環境に応じて、適宜情報設計できるようになるためにも、情報整理のスキルは改めてしっかり身につけておきたいものです。


